2010.11.04

第4回藝大ミュージックフェスタ　オープニングコンサート

東京藝術大学千住キャンパスは平成18年秋に新設されました。
開学とともに設置されたアートリエゾンセンターでは、足立区との連携のもと、
地域に向けて様々な芸術文化事業を展開しています。
その一環として毎年秋に開催している「藝大ミュージックフェスタ」は、今年で４回目を迎えます。
今回のオープニングコンサートは、千住出身で千住をこよなく愛する世界的バンドネオン奏者、
小松亮太氏が登場。藝大出身アーティストとの共演をまじえた素敵なコンサートをお届けします。

公演情報

日時：2010年11月4日 19:00開演　18:15開場

会場：天空劇場足立区千住1- 4 -1（東京芸術センター21階）　会場アクセス

※未就学児のご入場はご遠慮ください。

お申し込み情報

往復ハガキに①住所、②氏名、③年齢、④電話番号、④入場希望者数（4名まで）、⑤「11/4オープニングコンサート希望」を明記の上、郵送してください。
往復ハガキの書き方

申し込み期限：2010年10月22日(金)　必着 ※受付終了しました。たくさんのお申し込みありがとうございました。

郵送先：
〒120-0034 東京都足立区千住1-25-1　東京藝術大学アートリエゾンセンター　「オープニングコンサート係」

Program

ロドリゲス：ラ・クンパルシータ
G.H.M.Rodriguez : La Cumparsita

フィリベルト：カミニート
J.D.D.Filiberto : Caminito

ピアソラ：アディオス・ノニーノ
A.Piazzolla : Adios Nonino

ピアソラ：リベルタンゴ
A.Piazzolla : Libertango

他

出演

小松亮太トリオ
　小松亮太　バンドネオン
　鈴木厚志　ピアノ
　田中伸司　コントラバス

藝大出身アーティスト
　吉田篤　　　ヴァイオリン

作曲

＊吉田篤(ヴァイオリン)　田中伸司（コントラバス）のデュオ曲

余田有希子
（東京藝術大学大学院音楽音響創造研究分野博士課程）

アンドレス・デュアルテロサ
Andrés Duarte Loza
（東京藝術大学　文部科学省国費研究生／アルゼンチンラプラタ国立大学芸術学部音楽科准教授）

出演者情報

小松亮太 / バンドネオン

Ryota Komatsu

東京生まれ。98年、ソニーより衝撃的なCDデビューを果たす。共演は、ピアソラと共に活動したタンゴ界のトップアーティストたち。タンゴを若い世代にブレイクさせる引き金となった。以後、自身のユニットをひきいて多数の公演をこなしながら、自らのプロデュースによる意欲的な企画公演も行っている。
CDは、すでに14枚リリース。これまでに大貫妙子、小曽根真、ミッシェル・ルグラン、NHK交響楽団など、ジャンルを越えて様々なアーティストと共演している。ソニーのコンピレーション・アルバム「image」、同ライブツアー「live image」にも、初回から参加。03年にはブエノスアイレスでライブを行い、アルゼンチン演奏家組合などから表彰された。また、05
年には南米4カ国ツアーを行い、各地でソールド・アウトが続くなど、海外での活動も積極的に行う。08年には、ピアソラの幻のオラトリオ「若き民衆」の日本初演コンサートを企画し、東京オペラシティコンサートホールにて満員の観衆の中で公演を成功させた。09年には、初の書き下ろし本「小松亮太とタンゴへ行こう」（旬報社）を出版、日本経済新聞誌上にて絶賛された。2010年よりTBS「THE 世界遺産」のオープニングテーマ曲を作曲、演奏している。

公式HP：Ryota Komatsu OFFICIAL SITE
鈴木厚志 / ピアノ

Atsushi SUZUKI

4歳からピアノを始め、子供時代から様々なジャンルに親しむ。国立音楽大学ピアノ科を首席で卒業。矢田部賞受賞。卒業後ラテングループに所属。ブラジル音楽と出会いサンバ等のリズム研究に没頭。
現在日本では珍しいブラジル音楽専門のピアニストとして各地ライブハウス等で演奏活動を行う他、CDのプロデュース、レコーディング等を手がける。作曲家としては協奏曲や室内楽曲の他テレビドラマ、CMソングの作曲、アレンジ等幅広く活躍。ピアノ曲集「ピアノの為の画集」CD「ピアノ・で・アミーゴ」を出版。
田中伸司 / コントラバス

Shinji TANAKA

高校時代にバンド活動を始めエレキベースを担当するも、卒業時にコントラバス奏者中博昭氏に出会ってその奥深さに触れ転向、同氏に師事し国立音楽大学を卒業。1982年より室内楽などを中心に演奏活動を開始。またスタジオ・ミュージシャンとして、数多くのアーティストのレコーディング、コンサート・サポートやCM、TV、映画等の音楽制作に参加。
一方、1991年に志賀清氏(Vn)、藤沢嵐子氏(Vo)の演奏に感銘を受け、アルゼンチン・タンゴに深く傾倒。聖地ブエノスアイレスにてタンゴ・ベースの名手H.カバルコス氏より薫陶を受ける。JTアートホールでの「徳永二男の魅せるタンゴ」には毎回出演する他、小松真知子氏、喜多直毅氏など数々のユニットに参加。2009年より小松亮太氏のユニットにも参加し、更なるタンゴの奥義を追求中。
吉田篤 / ヴァイオリン

Atsushi YOSHIDA

山口県出身。全日本学生音楽コンクール福岡大会第一位。東京藝術大学音楽学部卒業、同大学大学院室内楽科ヴィオラ専攻修了。オホーツク音楽祭、リゾナーレ音楽祭、ゆふいん音楽祭、防府音楽祭等に出演。「クァルテット・アーニマ」で松尾学術文化財団より2008年、2010年度音楽助成を受け、またリゾナーレ緑の音楽賞を受賞。現在、東京藝術大学管弦楽研究部非常勤講師。「芸大フィルハーモニア」、「東京シンフォニエッタ」、「クァルテット・アーニマ」メンバー。タンゴ演奏は大学在学中より始め、小松亮太氏のバンドに参加。現在は「小松真知子＆タンゴクリスタル」、「オルケスタ・アウロラ」、「Tango-jack」等のメンバーとして活躍。
余田有希子 / 作曲

Yukiko YODEN

1984年東京生まれ。
2006年3月東京藝術大学音楽環境創造科卒業、卒業時にアカンサス音楽賞受賞。2008年３月同大学院音楽研究科修士課程修了。現在、同大学院博士後期課程に在籍中。作曲を西岡龍彦教授に師事。これまでにマルイの店内BGMや「フェルメール展〜光の天才画家とデルフトの巨匠たち〜」のテーマ曲などを手掛ける。また映画やアニメーションなど映像作品の為の音楽や、和楽器を使ったマルチチャンネルの音響作品の制作も行っている。
アンドレス・デュアルテロサ / 作曲

Andrès Duarte Loza

アルゼンチン、ブエノスアイレス生まれ。
ブエノスアイレス国立音楽学校、ラプラタ国立大学（UNLP）芸術学部卒業。
ラプラタ国立大学で作曲、管弦楽法の助教、研究員を務めた後、ラテン・アメリカの音楽・映像・身体表現を研究対象とする学際的セミナーの准教授に就任。また、UNLP現代音楽アンサンブルを創設し、音楽監督を務める。
現在、文部科学省国費研究生として東京藝術大学音楽環境創造科に在籍。