第5回 藝大ミュージックフェスタ・天空コンサート

今年の藝大ミュージックフェスタ・天空コンサートでは、
世界的に活躍する打楽器奏者、加藤訓子さんをお迎えします。
天空劇場が、
加藤さんのパフォーマンスによって、
不思議で独創的な音響空間に変貌します。
また藝大千住キャンパスに学ぶ学生の新曲も初演されます。
どうぞお楽しみに!

公演情報

会場:天空劇場 足立区千住1- 4 -1(東京芸術センター21階)

※往復はがきによるお申し込みが必要です。
定員270名 (申し込み多数の場合抽選)
※未就学児のご入場はご遠慮ください。

 

天空劇場に響き渡る打楽器の世界、木、皮、金属、様々な素材から成る打楽器のおもしろさを足立区民の皆様に存分に味わっていただければと思います。
演奏会はたくさんの人々の手により一つの舞台ができあがります。会場での音作り、新曲も含めて東京藝術大学音楽環境創造科とのコラボレーションもとても楽しみです。最後は観客の皆様と共に、一緒にボレロを演奏しましょう。

加藤訓子

お申し込み情報

往復ハガキに①住所、②氏名、③年齢、④電話番号、④入場希望者数(4名まで)、⑤「11/4天空コンサート希望」を明記の上、郵送してください。
往復ハガキの書き方

申し込み期限:2011年10月25日(火) 必着 ※受付終了しました。たくさんのお申し込みありがとうございました。

郵送先:
〒120-0034 東京都足立区千住1-25-1 東京藝術大学アートリエゾンセンター 「天空コンサート係」

Program

J.S.バッハ:マタイ受難曲よりコラール(加藤訓子編)
ヤニス・クセナキス:ルボン
加藤訓子:ルーツ・オブ・マ・リンバ~てぃんさぐぬ花、SORAN
アンドレス・デュアルテ・ロサ(藝大大学院音楽音響創造修士1年):新曲(曲目未定)
フランコ・ドナトーニ:オマール
アルヴォ・ペルト:Fur Alina(加藤訓子編)
スティーヴ・ライヒ:エレクトリック・カウンターポイント(加藤訓子編)
モーリス・ラヴェル:ボレロ(加藤訓子編)

※公演内容は都合により変更になる場合があります

出演者情報

  • 加藤訓子 / パーカッショニスト

    加藤訓子 / パーカッショニスト

    カトウ・クニコ

    桐朋学園大学卒業。同校研究科在席時から渡欧し、ロッテルダム音楽院へ留学。首席で卒業。世界的な指揮者や作曲家から注目される打楽器奏者として世界を舞台に活躍する。その技量、音楽性、芸術性の高さは、学生時代から注目され、ソリストとしてマリンバ、打楽器に天性の才能を発揮する。95年第1回「リー・ハワード・スティーブンス国際マリンバコンクール」準優勝、96年ドイツ、ダルムシュタッド国際現代音楽祭にてクラニヒシュタイン賞受賞、2000年米国パーカッシヴ・アートソサイエティーより世界35人のマリンビストに選出、2002年愛知県豊橋市より文化賞奨励賞を受賞。武満徹、スティーヴ・ライヒやフランコ・ドナトーニをはじめ、著名な作曲家や演奏家とも数多く共演、ソロ以外でもアンサンブル・ノマド、サイトウキネンオーケストラ、アンサンブル・イクトゥス(ベルギー)など国内外のグループへ参加。2006年武満徹メモリアルコンサートでの打楽器コンチェルト「カシオペア」の名演や2009年サントリーサマーフェスティバルでのウンスク・チンの「ダブル・コンチェルト」での名演が記憶に新しい。
    クラシック音楽の古典から同時代の音楽作品まで幅広いレパートリーを持ち、絶妙な音楽的洞察力と表現力の高さ、卓越した身体能力が創り上げる演奏スタイルが高く評価される。NHK芸術劇場のテーマソング制作やダンス、演劇とのコラボレーション等、音楽家としてメディアや異ジャンルアーティストとの活動にも精力的に取り組む。代表的な事業として、ベルギーダンスカンパニーRosas への参加、2006年中村恩恵新作「Play of a Play」の音楽監督兼楽曲提供、英国作曲家ジェームス・ウッドが加藤のために書き下ろしたミュージックシアター「浄土」2005日本初演、演出家・宮城 聰が演出した「打楽器奏者加藤訓子演奏会」、加藤みや子ダンススペースのブラジルツアー2008に音楽監督兼演奏家としての参加等が挙げられる。自身の新作として昨年日本初演を行ったSound Space Experiment | STEEL DRUM WORKSではドラム缶とマルチチャンネル音響を駆使したライブパフォーマンスを見事なステージに仕上げ各方面から絶賛される。
    加藤訓子は音楽教育と文化貢献にも精力的に取り組んでおり、ワークショップ、マスタークラス、公開リハーサルを自身のソロリサイタルと並行して実施している。2005年より地元愛知県渥美地方で障害のある子供たちへのログドラムワークショップを毎年実施しており、2004年より地域文化振興を目的とした自身のソロコンサートシリーズを内外各地で積極的に展開する。また、三井住友海上文化財団の実施する地域のためのコンサート事業にも2005年より継続的に出演しており、日本を代表する打楽器奏者の一人として、グローバルに幅広いフィールドで活躍している。2011年5月、スティーヴ・ライヒ「カウンターポイント」代表作を世界初・打楽器アレンジしたソロアルバム「kuniko plays reich」を英・スコットランドのリンレコードより世界同時発売。
    パール楽器・アダムス社(蘭)インターナショナルアーティスト。米国在住。

お問い合わせ

東京藝術大学アートリエゾンセンター
電話:050-5525-2744
FAX:03-5284-1578