文化講座 『ドイツの詩と音楽』(第2弾)

秋に開催した文化講座「ドイツの詩と音楽」の第2弾!
生演奏を交えたドイツ語の詩と歌曲の講義をお楽しみください。
各回とも、午後6時半から1時間半程度の予定です。

公演情報

日時:
[全2回シリーズ]
第1回:2011年2月6日(月)18:30~20:00
第2回:2011年2月17日(月)18:30~20:00

第3回:2011年2月24日(月)18:30~20:00

会場:東京藝術大学千住キャンパス スタジオA 

定員:60名程度(申込多数の場合は抽選)

受講無料
対象: 足立区在住・在勤・在学の方
    ※全3回参加できる方

*申し込み多数の場合、足立区内在住・在勤・在学の方優先にて抽選。
*未就学児のご入場はご遠慮ください。

お申し込み情報

往復ハガキに①住所、②氏名、③年齢、④電話番号、④入場希望者数(4名まで)、⑤ 「ドイツの詩と音楽希望」を明記の上、郵送してください。
往復ハガキの書き方

申し込み期限:2011年01月26日(水) 必着 ※受付終了しました。たくさんのお申し込みありがとうございました。

郵送先:
〒120-0034 東京都足立区千住1-25-1 東京藝術大学アートリエゾンセンター

第1回 2月6日(月) 18:30-20:00

「ドイツ歌曲におけるアイロニー」

皮肉とも反語とも訳される「アイロニー」。歌曲には、花鳥風月恋心をうるわしく歌っているようで、そんな毒が盛られていることがあります。そうして照らし出される人生の奥行き・・・。シューマン作品を中心に、その解剖にあたります。

歌: 南あかり(東京藝術大学大学院修士課程)
深瀬廉(東京藝術大学大学院修士課程)
ピアノ:東井美佳(東京藝術大学音楽学部非常勤講師)

第2回 2月17日(金) 18:30-20:00

「モーツァルト 愛の魔法」

愛の魔法は千差万別。かかってみたい魔法から、かけられずに済んでほっとする魔法まで。モーツァルトは色々な愛の魔法を音楽にしました。そしてそれは、晩年の『魔笛』だけではなく、12 歳のときに書いたオペラからもう始まっていたのです。

歌: 安齋里江(東京藝術大学大学院修士課程)
金山京介(東京藝術大学大学院修士課程)
横山浩平(東京藝術大学大学院修士課程)
ピアノ:東井美佳(東京藝術大学音楽学部非常勤講師)

第3回 2月24日(金) 18:30-20:00

「春の歌」

春には少し早いですが、「春」にまつわるドイツ・リートを中心にしたプログラムです。春を待ちわびる歌、春の到来を喜ぶ歌、などよく知られた曲、どこかで聞いたことのある曲の数々を実演と解説で紹介したいと思います。

歌: 中江早希(東京藝術大学大学院博士課程)
   河野陽介(東京藝術大学別科)
ピアノ:東井美佳(東京藝術大学音楽学部非常勤講師)

出演者情報

  • 舩木 篤也 / 東京藝術大学音楽学部非常勤講師・音楽評論

    1967 年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学。「読売新聞」で音楽評を、NHK-FM ほかで解説を担当。共著に『魅惑のオペラ・特別版:ニーベルングの指輪』(全4 巻、小学館)、共訳著に『アドルノ 音楽・メディア論』(平凡社)など

  • 満留伸一郎 / 東京藝術大学音楽学部非常勤

    1973 年生まれ。東京大学大学院ドイツ文学専攻博士課程単位取得満期退学。専門は20世紀前半のドイツ文学・文化。訳書に、『不鮮明の歴史』『芸術とむきあう方法』(ともに、(株)ブリュッケ刊)がある。

  • 手嶋 直彦 / 東京藝術大学音楽学部非常勤

    1969 年生まれ。東京大学大学院ドイツ語ドイツ文学専攻修士課程修了。専門はドイツ中世文学。論文に、「トーマス・マン『選ばれし人』からハルトマン・フォン・アウエ『グレゴリウス』へ」など。

お問い合わせ

東京藝術大学アートリエゾンセンター
電話:050-5525-2744、2727(平日10:30ー17:00)
FAX:03-5284-1578