《千住で聴く世界の音楽》第4回 『インドネシアの音楽―ジャワのガムラン―』
ガムランはインドネシアのジャワやバリで盛んな合奏音楽です。青銅の打楽器を中心に太鼓や笛、弦楽器なども加わります。ジャワでは王宮儀式を中心に、バリでは村々の祭礼として行なわれてきました。
今回演奏されるのはジャワのガムランで、アジア各地の伝統音楽の中でも、もっとも大編成のものとして知られています。
20世紀はじめにはドビュッシーなどの作曲家に、戦後はケージ、ハリソンなどアメリカの現代音楽にも多大な影響を与えています。現在では日本や欧米諸国にも数多くの演奏グループが生まれています。
今回は東京藝術大学にゆかりのある「ランバンサリ」により、ジャワのガムランの様々なタイプの曲目や楽器が紹介されるとともに、ジャワの古典舞踊もお楽しみ頂きます。
公演情報
日時:2012.9.30 (日) 15:00開演( 14:30開場)
場所:東京藝術大学千住キャンパス スタジオA (足立区千住1-25-1)
入場無料・事前申込制 定員:100名
*必ず往復ハガキで事前にお申し込みください。(申し込み多数の場合抽選)
*未就学児のご入場はご遠慮ください。
主催:東京藝術大学アートリエゾンセンター
共催:足立区
お申し込み情報
往復ハガキに①住所、②氏名、③年齢、④電話番号、④入場希望者数(4名まで)、⑤「9/30インドネシアの音楽希望」を明記の上、郵送してください。
往復ハガキの書き方
申し込み期限:2012年09月18日(火) 必着 ※受付終了しました。たくさんのお申し込みありがとうございました。
郵送先:
〒120-0034 東京都足立区千住1-25-1 東京藝術大学アートリエゾンセンター 「インドネシアの音楽」係
※旧往復ハガキをご使用される場合は、往信用・返信用ハガキにそれぞれ2円切手をご貼付ください。料金不足の場合は受付出来ないこともありますのでご注意ください。
出演者情報
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◎司会・解説 森重行敏
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。日本およびアジアの音楽に関心を持ち、学生時
代よりガムラン演奏グループの創設にも関わる。こどもの城で合唱、邦楽、ガムランな
どの講座開設、運営にも携わる。現在は東京藝術大学音楽環境創造科、洗足学園
音楽大学、桐朋学園芸術短期大学などで日本音楽関係の講座を担当。 -
◎演奏 ガムラングループ・ランバンサリ
東京藝術大学の故小泉文夫教授の指導のもと1975年頃より活動を開始した学生サー
クルを母体とする。1985年に演奏グループとして独立、日本におけるガムラン演奏の
草分けとして活動を続けている。2002年韓国公演、2004年「題名のない音楽会21」出
演。2008年ジャワより人形遣いを招いて影絵人形(ワヤン)を東京、神戸にて公演。
2010年ジャワ・ソロ市の国際芸術祭SIPA、マレーシアの国際ガムランフェスティバルに
出演。本年、浜松市楽器博物館にてCD録音。 -
◎舞踊 針生すぐり
東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。大学在学中より、田村史子氏に師
事、スラカルタスタイルのジャワ舞踊を学ぶ。1997-2000 STSI(現ISI)インドネシア芸
術大学スラカルタ校舞踊科在籍。
2001年より東京音楽大学社会人講座ガムラン・ジャワ舞踊講師、2008年より田村史子
氏主宰のガムランスタジオ音工場にて舞踊講師を務める。
お問い合わせ
東京藝術大学アートリエゾンセンター
電話:050-5525-2744(平日11:00-16:00)
FAX:03-5284-1575