東京藝術大学・文化の日コンサート 東西の「海」を駆ける!~邦・洋楽器が奏でる4つの時代~

文化の日に、邦楽と西洋音楽が藝大で出会います。今から遡ること約300年前。日本、そして西洋ではどのような音楽が演奏されていたのでしょう。日本では、八橋検校(※)が箏曲の古典を築き、西洋では、フランソワ・クープランがバロック時代のフランス貴族文化を象徴する鍵盤音楽を残しました。

コンサートでは、4つの時代に生まれた日本と西洋の曲を聴き比べます。もちろん違って当たり前。でも、異なる歴史的な背景を持ちながら、不思議に結びつく何かを発見するかもしれません。日本の伝統音楽(邦楽、能楽、雅楽など)と、西洋音楽の学科を並置する藝大ならではのコンサート。クロード・ドビュッシー「海」では、14の西洋楽器と邦楽器による特別編成をお楽しみいただきます。

※検校は職位のことで、当道座(男性盲人の自治的互助組織)の最高位とされた。

公演情報

日時:2019年11月3日(日・祝)15:00開演(14:30開場)
場所:東京藝術大学千住キャンパス 第7ホール(足立区千住1-25-1)
定員:180名(申込多数の場合は抽選)
チケット料金:無料  *未就学児のご入場はご遠慮ください。
出演:チェンバロ / 後藤早恵 、フルート / 正木知花 、オーボエ / 笹平幸那 、クラリネット / 安藤友香理 、ファゴット / 南齋侑花 、ホルン / 松原秀人 、ヴァイオリン / 大光嘉理人 ・山本佳輝 、ヴィオラ / 金田滉司 、チェロ / 山根風仁 、コントラバス / 岡本文音 、打楽器 / 安藤巴 、箏 / 松井咲 、尺八 / 津上弘道 、三絃 / 石本かおり 、胡弓 / 大嶋礼子

主催:東京藝術大学アートリエゾンセンター
共催:足立区

お申し込み情報

往復ハガキに①住所、②氏名、③年齢、④電話番号、⑤入場希望者数(4名まで)、⑥「文化の日コンサート希望」を明記の上、郵送してください。
往復ハガキの書き方

申し込み期限:2019年10月18日(金) 必着 ※受付終了しました。たくさんのお申し込みありがとうございました。

郵送先:
〒120-0034 東京都足立区千住1-25-1 東京藝術大学アートリエゾンセンター 「文化の日コンサート」係

※ハガキの往信・返信面に62円の切手が貼られているかご確認ください(往復ハガキは124円)。2019年10月1日(火)よりハガキ料金が63円(往復ハガキは126円)に値上げされます。料金不足の場合は受付出来かねますのでご注意ください。

プログラム

江戸時代初期:八橋検校 「乱輪舌」、フランソワ・クープラン 『クラブサン曲集』より「波」
元禄期:琴古流尺八本曲「夕暮之曲、 ヨハン・セバスティアン・バッハ フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調
明治時代:宮城道雄 「春の海」、クロード・ドビュッシー(田村文生編曲) 交響組曲『海』より第3楽章「風と海との、そして東と西の対話」、他

※曲目は変更の可能性がございます。予めご了承ください。

お問い合わせ

東京藝術大学アートリエゾンセンター
電話:050-5525-2744(平日11:00-16:00)
FAX:03-5284-1575