《千住で聴く世界の音楽》第5回 『アメリカの音楽―絶望を生き抜く為の歌 ゴスペルとその系譜』

人にとって最も恐ろしいのは死ではなく、奴隷として生きる事です。そんな想像を絶する抑圧と絶望の中に、人の心を生かしてきた音楽があります。アメリカの奴隷であった黒人達が歌った、黒人霊歌。それはやがてブルースとゴスペルへ、そしてジャズやロックンロールへと枝分かれし、今日の全てのポピュラー音楽の礎となりました。ゴスペルの専門家である木島タロー氏と、アメリカのメディアからの注目も受ける音楽グループ、ドリーマーズ・ユニオン・クワイアーとが、時と場所によって様々な名前で呼ばれてきた、ちょっと切ない歴史を持つ黒人達の民俗音楽の歴史を辿り、その未来を見つめます

公演情報

日時:2012.10.28 (日) 17:00開演( 16:30開場)
場所:東京藝術大学千住キャンパス スタジオA 
   (足立区千住1-25-1)
入場無料・事前申込制  定員:150名

*必ず往復ハガキで事前にお申し込みください。(申し込み多数の場合抽選)
*未就学児のご入場はご遠慮ください。

主催:東京藝術大学アートリエゾンセンター
共催:足立区

お申し込み情報

往復ハガキに①住所、②氏名、③年齢、④電話番号、④入場希望者数(4名まで)、⑤「10/28アメリカの音楽希望」を明記の上、郵送してください。
往復ハガキの書き方

申し込み期限:2012年10月16日(火) 必着 ※受付終了しました。たくさんのお申し込みありがとうございました。

郵送先:
〒120-0034 東京都足立区千住1-25-1 東京藝術大学アートリエゾンセンター 「アメリカの音楽係」

※旧往復ハガキをご使用される場合は、往信用・返信用ハガキにそれぞれ2円切手をご貼付ください。料金不足の場合は受付出来ないこともありますのでご注意ください。

プログラム

Ah Been 'Buked 非難されて(黒人霊歌)
Hallelujah ハレルヤ (ゴスペル)
We Shall Overcome 我々は乗り越えてゆく (ゴスペル)
Bridge Over Troubled Water 明日に架ける橋 (ポピュラー)
Hold On Change Is Coming どうにかなるさ (ソウル)
ほか

出演者情報

  • 木島タロー / プレゼンター

    長年、米軍施設内のいわゆる黒人教会で軍契約ゴスペルピアニスト、ディレクターを務める。アメリカ人ゴスペルシンガー達のCDプロデュースを行い、メジャー、インディーズのレコーディング現場やテレビCM撮影現場でもクワイアー(コーラス)ディレクターを務める。全国各地で100人規模のゴスペルワークショップを行い、関東にも、準ゴスペルコンセプトのクラスを展開。

  • Dreamers Union Choir / 演奏

    Dreamers Union Choir / 演奏

    ドリーマーズ・ユニオン・クワイアー

    ベナン共和国へのチャリティーコンサートをきっかけに、木島の呼びかけに応じて集まったバンドシンガー達が活動をスタート。チャリティーCDの制作、メジャーアーティストとの共演、ホテルや豪華客船からの依頼公演等で実績を重ね、2011年秋、グラミー賞アーティスト「Sounds Of Blackness」のアルバムで2曲の共演を果たす。同アルバムはアメリカ黒人音楽最高権威、NAACPイメージアウォードを受賞。2012年8月には、アメリカのゴスペル番組で著名アーティストと並んでPVが放映された。

お問い合わせ

東京藝術大学アートリエゾンセンター
電話:050-5525-2744(平日11:00-16:00)
FAX:03-5284-1575