「ロシア・ピアニズム」優美なる響き

ロシアの音楽は、土着の民謡や教会音楽と、西洋音楽の技法が融合したことで大きく発展しました。

グリンカを祖に、チャイコフスキー、ラフマニノフ、ストラヴィンスキー、プロコフィエフなど優れた作曲家が誕生し、ロシア音楽を確立し広く知らしめるのに大きく貢献しました。彼らは、子どもたちのための小品からピアノ協奏曲の大作まで多様なピアノ傑作を遺し、現在でも多くの作品が演奏され親しまれています。そして、ルービンシュタイン兄弟が開設したモスクワ音楽院、サンクトペテルブルク音楽院では名教授陣が指導し、これまで世界的な演奏家を輩出してきました。

 

西洋とは異なる文化背景を持ちながら、独自の音楽文化を築いてきたロシア。美しく叙情性溢れる音色を聴きながら、遥かなる大地に思いを馳せます。

公演情報

日時:2020年1月11日(土)15:00開演(14:30開場)
場所:東京藝術大学千住キャンパス スタジオA(足立区千住1-25-1)
定員:135名

チケット料金:無料

出演:長瀬賢弘

*未就学児のご入場はご遠慮ください。

主催:東京藝術大学アートリエゾンセンター
共催:足立区

お申し込み情報

往復ハガキに①住所、②氏名、③年齢、④電話番号、⑤入場希望者数(4名まで)、⑥「ロシア・ピアニズム希望」を明記の上、郵送してください。
往復ハガキの書き方

申し込み期限:2019年12月25日(水) 必着 ※受付終了しました。たくさんのお申し込みありがとうございました。

郵送先:
〒120-0034 東京都足立区千住1-25-1 東京藝術大学アートリエゾンセンター 「ロシア・ピアニズム」係

※10月1日よりハガキが63円(往復は126円)に値上げになりました。料金不足の場合は受付出来ないこともありますのでご注意ください。

プログラム

チャイコフスキー:「四季」op.37bis より
ラフマニノフ:前奏曲 op.3-2 「鐘」
プロコフィエフ:バレエ音楽「ロミオとジュリエット」op.75 より

出演者情報

  • 長瀬 賢弘

    長瀬 賢弘

    ナガセ ヨシヒロ

    桐朋学園大学附属子供の為の音楽教室(水戸教室)を経て、1999年東京藝術大学音楽学部附属高等学校を首席で卒業。同大学音楽学部を経、2009年東京藝術大学大学院修士課程を首席で卒業、クロイツァー賞受賞。第23回ピティナピアノコンペティションG級金賞受賞、併せて東京都知事賞、ヒノキ賞受賞。第74回日本音楽コンクール第2位、岩谷賞(聴衆賞)受賞。第20回イタリア・カラブリア国際ピアノコンクール第3位(2位なし)。他、数々のコンクールで優勝や入賞を果たす。2008年よりロームミュージックファンデーションの奨学生に選ばれる。2006年より2011年まで渡露、モスクワ音楽院にて研鑽を積む。2014年東京藝術大学にて博士号を取得。2019年まで東京藝術大学にて教鞭をとり、現在は桐朋学園大学附属子供の為の音楽教室、沖縄県立芸術大学、桜美林大学、上野学園大学短期大学部にて後進の指導にあたる。東京や地方都市にてソロや室内楽の演奏活動を精力的に行う一方、おでかけアリオス研究会事業などを通じ、教育現場などでのアウトリーチ活動も積極的に行っている。ロシア音楽、とりわけプロコフィエフの演奏には定評があり、2015年よりプロコフィエフのピアノ作品全曲演奏会を開始。また2013年より師の有森博とデュオシリーズ「ロシア秘選集」を毎年開催している。これまで、東京フィルハーモニー管弦楽団、東京交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団等とピアノ協奏曲を協演。現在までに、故・赤津里佳子、津山博子、堀陽子、平山聡子、故・G.山根美代子、多美智子、M.ヴォスクレセンスキー、有森博の各氏に師事。

お問い合わせ

東京藝術大学アートリエゾンセンター
電話:050-5525-2744(平日11:00-16:00)
FAX:03-5284-1575