Music at Home第3回「木管五重奏によるドイツ・オーストリアへの旅」を配信しました。
10月9日より配信
皆さま、春の訪れが待ち遠しい今日この頃です。
東京は自粛期間中ですが、家にいる楽しみを一つでも増やしたいところです。
「木管五重奏によるドイツ・オーストリアへの旅」はもうご覧いただきましたでしょうか。
「フランスへの旅」でもご出演いただいた演奏者の皆さんに、今回は、モーツァルト「魔笛」序曲、ヒンデミット「5つの管楽器のための小室内音楽」、そしてシューマン=中橋祐紀「子供の情景」よりトロイメライの3曲を演奏していただきました。
聞き応えのあるプログラムで、個人的にはヒンデミットが、5つの楽器のそれぞれの使われ方が興味深く、映像を何度も繰り返して見ています。
ぜひ、皆様も田村文生准教授の司会と演奏者へのインタビューと合わせて、演奏をお楽しみください。
さて今回、映像の収録から編集までを担当してくださっているのが、大学院美術科デザイン専攻の今井伸さんです。正式な所属は、「東京藝術大学美術研究科デザイン専攻箭内研究室」です。研究室では、映像制作を研究していらっしゃいます。
5人の演奏者の表情や楽器を弾いている手元が映るように5台+1台(全景)=計6台のカメラを準備してくださり、当日も一台一台の画面を見ながらカメラの設定を行っていました。
台数が多いため、テイクが変わるたびにON/OFFを切り替える必要があり、大変な収録だったと思いますが、最後まで映像にこだわって収録・編集してくださいました。
今井さんよりご覧いただく皆さまにメッセージをいただきました。
「撮影に際して多くの制約がある中、生演奏の迫力を画面の向こう側に届けるため工夫を凝らしています。中でも画面いっぱいで演奏を楽しるめるカメラの配置にこだわりました。ぜひ、大画面でご観賞ください。」
ぜひとも、映像にも注目してご覧ください。